
チューチュー棒,チューペット,ポッキンアイスなど様々な呼び名で親しまれるコレ。
ちなみに僕は普段、棒アイスと呼んでいます。
1本10円程度の安さと持っているだけで冷たさを感じられるそのスタイルから、僕は毎年棒アイスにお世話になっています。
また、幼いころは運動会の後にご褒美として貰った思い出深い食べ物でもあります。
さて、そんな棒アイスなのですが、いろんな呼び方があるように食べ方も人それぞれです。
十人十色、十人十棒アイスってことですね(?)
それらの食べ方をを大きく2つに分けて書いていきます。
まず、定番(だと思う)の食べ方。
半分に割る方法です。
メーカーの想定しない食べ方だったらしいですがそんなことはいざ知らず。
小学生の僕はその短パンで剝き出しの膝で思いっきり叩き割っていました。
コツとしては冷凍庫から出して直ぐに膝蹴りを喰らわせることです。
そこに人の心は要りません。機械のように冷徹に、膝蹴りです。
もし情けをかけて1発で割り切ることができないと、棒アイスはダーウィンもびっくりの急速な進化を遂げます。
進化した棒アイスは、どんなに強い膝蹴りも”く”の字で受け流してしまいます。
こうなってしまった場合はひたすら捻るか、刃物で切るしかありません。
割った後、割れた部分を見てください。
たいていの場合、片方が容器からアイスがはみ出ていてもう片方は河童の皿のように容器が余っています。

そんなことは気にせず噛り付き、そのまま味わってもよいのですが...
通ぶって容器が少ない方は齧り、容器が余っている方はあえて溶けるまで待ってジュースとして味わうという楽しみ方もあります。
天性の逆張りキッズである僕は当たり前のように通ぶった食べ方をしていました。
...そして溶けるのを待ちきれず普通に齧っていました。
食べ終わった後、容器で遊べるのも隠れた棒アイスの良さです。
2つに割った棒アイスの片方の容器にもう片方の容器を差し込みます。
空気が抜けないように奥へ押し込んで手を放すと...
圧縮された空気によってロケットのように容器が飛び出します!
とはいえ、一発ネタ以外の何物でもないので、ものの数分で飽きてしまい、ロケットはゴミ箱へと飛び立ちます。
次は、折らずに食べる方法です。
こちらは、棒アイスの少しとび出た部分を捻ったり切ったりして食べます。
折ったときよりもアイスの出口が小さくなるのが特徴で、齧って食べるのが難しいという弱点はあるものの、溶けてもこぼれにくいという利点があります。
そのため、そもそも凍らせずにジュースとして楽しみたいという人は自然とこちらの方法を選択します。
なお、この『凍らせず、折らずにジュースとして飲む』という方法はメーカーの想定している食べ方らしいです。
...が、凍らせます。
今回はチューチュー棒でもチューペットでもなく棒アイス。他の人はともかく、僕にとってこれは生まれた時からアイスなのです。
ただ、この開け方ではアイスの出口が小さく、なかなか出てきません。
なので多くの場合、アイスを溶かしながら吸うことになります。
この食べ方は甘味が先に溶け出すので、最初は美味しくなりますが、最後の方は氷水を味わうことになります。
悪く言えば尻切れ蜻蛉。良く言えば一石二鳥。こういったところも人によって食べ方が違う理由でしょうね。
今年も夏がやってきた訳で。僕の家の冷凍庫には既に棒アイスが何本も入っています。
まだ記事を書いている途中なのですが、そんなことは関係ありません。
熱い、そして棒アイスがある。これだけで食べる理由は十分です。

冷凍庫から棒アイスを取り出すと、早速決断を迫られました。
折るか、折らないか。時間はありません。
しかし僕は棒アイスをマスターした者。瞬時に折らない選択をし、1つ目のイベントを突破。
さて、あとはとび出た部分を切って吸うだけだと思っているかもしれませんが、それでは先述の通り食べ辛く、味にムラができてしまいます。
そこで、僕は蓄積された経験の数々から半分溶かす方法を編み出しました。
半分溶かす方法を使うと、折らない食べ方でありながら溶けきった状態ではなくアイスの状態で食べることができます。
ちなみに、この時のアイスはシャーベットのような食感になっているので、普段とちがう棒アイスが食べたいという人もぜひ試してみてください。
それではまず、とび出た部分を切る前に少し置いておきます。この時棒アイスを首なんかに当てて体を冷ましても良いです。
溶けて氷が脆くなってきたら、ひたすらに氷を潰して木端微塵にします。
大きな氷の粒が無くなったのを確認して、とび出た部分を切ります。
この時、普段に比べてこぼれやすくなっているので濡れても大丈夫なところで行うのがおすすめです。
では、実食。
...美味しい。
何がおいしいのか分からないけれども美味しい(バカ舌)。
駄菓子らしいシンプルな甘さと凍らせたことによる爽やかな冷たさが、夏の間食としての役割を完璧に果たしています。
これが...夏の味...。
南の島のビーチでパラソルを立ててリラックスしている情景が浮かんできます...。
まあ、南の島とか行ったことないんだけどね。

もし、『妄想でもいいから夏を堪能したい』って人がいたら今年の夏は棒アイスを食べてみたらいかがでしょうか。
たったの10円で南の島までひとっとびですよ。
あとがき
小さいころ好きだった食べ物を久しぶりに食べてみたら改めて好きになる事があります。
今回の僕はそれです。
しばらくの間、棒アイスを食べていませんでしたが、久しぶりに食べたら美味しくて狂ったように食べました。
翌日、無事腹痛に襲われ学校に遅刻しかけました。
棒アイス乱用。ダメ。ゼッタイ。


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